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LoLの英語記事翻訳ブログです

KT PraYに彼の引退そして復帰、なぜKTなのかについて語ってもらった

元記事

https://www.invenglobal.com/lol/articles/8276/kt-pray-speaks-up-about-his-retirement-his-return-and-why-kt

インタビュアー:赤字

PraY:青字

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マイケルジョーダン、ラインサンドバーグ、マリオルミュー、そしてPraY
その4人のプレイヤーに共通することは彼らのキャリアにおいて少なくとも一度は引退から戻ってきたということだ


他のプレイヤーがいる限り彼はプロシーンから離れることはなかったもかかわらず、PraYは2018年LCK Summerが終わったのちにLoLのプロシーンから休息をとった
その後、彼はこの前の4月に引退を発表した
しかしながら、彼は引退を撤回しKT Rolsterに入団した
決定は難しい決断だったがであろうが、PraYはプロシーンに戻ってくることを決意した

私たちは戻ってきたPraYと対談する機会を得た
他愛ない会話はせず、私たちが最も興味を持っていることについて直接切り込んだ
彼は引退についての考え、なぜKTに入ったのか、そして復帰についてどう考えているのかを話たがってた

 

今あなたは新しいタイトルを持っています
自己紹介をしてもらえますか?
どうも、短い休暇の後引退を宣言したけれどKT Rolsterに入るために復帰したPraYです

 

それは簡単な決断ではなかったと思います
どうやってこの選択を選んだんですか?
もともと、僕が引退するつもりだと言ったとき本当に引退を意味していました
でも、KTがよく僕に会いに来てくれて僕を気にかけて僕を引き戻そうと手を差し伸べてくれました
現在のメンバーと一緒にプレイするの楽しいだろうと思いますが、僕の不安は大きくなっていました
KTが僕に会いに来てくれた時はいつも僕は決定を先延ばしにしようとしました
彼らは僕によく合いに来てくれましたが、もし彼らがそれを最後に僕に会いに来なかったら僕は復帰しなかったと思います

 

どうやってKTは手を差し伸べてくれたのですか?
僕たちは漢江に沿って歩きながら話そうとしていて…
(つまりあなたを感傷的にしようとしていたってことですか?)
彼らはいつも夕食時や夜間に会いに来て僕を必要としていることを言っていました
誰もが夜にはセンチメンタルになりがちなので、"もし僕が戻ってきたらチームは本当によくなるんじゃないか"という考えを持つようになりました
そんなわけで彼らに説得されました(笑)

 

SmebやBddのようにすでに仲のいいプレイヤーがいたのも同様にもう一つの理由かもしれません
すでに仲の良い彼ら2人のプレイヤーがいます
だからKTが初めに僕にコンタクトを取ってきたとき僕は興味深く楽しく思いました
ですがそのことは僕が持っていた不安を打ち消すことはできませんでした
しばらくの間休みを取った後、僕はもう一度ステージでプレイしたいのか考え始めなければなりませんでした
そしてKTが僕に会い続けてくれた時決心しました
僕は約6ヶ月の間離れていて、次の6か月も同様にあっという間に過ぎ去っていくだろうと思いました
復帰した分だけベストを尽くして最大限努力するつもりです
戻ってきてよいパフォーマンスを示したいと思います

 

とても不安になることは何ですか?
引退するといったとき、昨年はとても難しく疲れたということを言いました
休息をとっている間、二度とそんな疲れを感じる経験をしたくないと思いました
そのことは少し複雑でしたがあれは短期的なものでした
僕はプロゲーマーであることのストレスに耐えたくなかったんです

 

そんな時に何度も手を差し伸べ誠意を見せてくださったKTを選びましたよね?
ほかにもオファーがあったに違いません
KTは10度以上来てくださったと思います…
僕が雇用されていない日々をただ送っていた時には、復帰についての考えは全くありませんでした
しかし、誰かが僕に復帰について話に来てくれる時、気持ちが揺れがちになります
KTは何度も何度来てくださり、君はうまくやれると説得して下さったので、僕は"ん?本当にそうなのか?"と考え始めそのことが私も不安に打ち勝ったと思います

 

彼らの言ったことであなたの気持ちを最も揺らした言葉はありますか?
私が彼らと会ったときは夜遅く、私は感傷的な気分でした
以前あった時僕は心を揺さぶられましたが、家に帰ったあとよく眠れました…
朝までそのことについて考えるべきではないと思ってました(笑)
KTと契約した日、事務所の長が来て、"はい"か"いいえ"かか決めるように言われました
それがKTが僕を訪ねる最後の日のように感じられたので僕は"はい"と答えました

 

KTにとってこの前のSpringの結果は彼らの評判に比べてあまりよくないものでした
そのことについてプレッシャーはありますか?
もちろんあります
Springの結果はよくないものだったし、"夏のKT"にはいつも高い期待がかけられます
彼らの行動は僕に上手くやれるという自信をつけ続けてくれました
KTのSpringの結果はひどいものだったから失うものは何もないよということもいってくださいました
僕が復帰について考え始めたとき、僕がTop3に入ることができない理由がない理由がないように思いました

 

ではあなたはこの夏Top3に入る自信があるんですか?
彼らはいつも高い目標を言っています
僕はWorldsを狙っています
誰もが最もドラマチックな瞬間を夢見ています…
もし僕らがSummerに勝ち続けストレートでWorldsに出ることができたらそれは最もドラマチックですが、もしリージョナルファイナルを通過したらよりドラマチックです
そして僕はそれを夢見ています
僕はドラマチックな夢を現実にすることができると思うチームに入りました

 

引退を発表したとき、すべてのインタビューの申し出を断りました
だから私たちはあなたの考えを聞くことができませんでした
私たちはその時を振り返ってあなたの考えについて興味があります
僕はすべてのインタビュー、そしてその他のアナリストデスクやイベントなどの申し出を断りました
いくつか興味深い申し出もありましたが、全部断った理由は僕がプロゲーマーでないのならプロゲーマーから離れた道を歩むつもりだったからです
僕は分岐点にいたのだと思います
もし引退についてのインタビューを受けていたらそれで終わりだったでしょう
えっと、そうです、僕は引退を宣言しました(笑)
しかしプロゲーマーでありたいというのも僕の一部だったんです

 

よい選択です
あなたが復帰するといったとき周りの人たちはどんな反応をしましたか?
みんながよい選択をしたとかまた見れてうれしいとかいってくれました
親友や家族は僕の決断をかなり喜んでくれました
一方で僕が一緒にプレイした選手からはむしろ静かに反応しました
ただ"おう、戻ってくんの?"って感じでした(笑)
僕はみんなを喜ばせられそうです
引退の決定を覆した後で、そのことが多くの人を驚かせ喜ばせたことに僕はうれしくなりました

 

KT Rolsterのゲーミングハウスに移動してからどのくらい経ちますか?
月曜日に引っ越して、一緒に練習し始めてから3日経ちます
目覚まし時計をセットしなければいけないことを除いて快適な生活ですが、今は目覚まし時計をセットするきつい生活に戻りそうです(笑)

 

以前一緒にプレイしたこともあるSmebやBddと一緒にもなりましたね
Smebと一緒にプレイしてから本当に長い時間がたちました
彼は以前のSmebではありませんし僕も以前のPraYではありません
私たちは全く変わりました
当時僕たちは子供でしたが今は少し大人になりました
当時はやることをただ楽しんでいただけに思いますが、今は義務を持ってやるべきことがあります
結局、僕らはいまだお互いについて学んでいっているんです
6ヶ月間チームから離れていたので、少し感覚が離れています
僕たちは現時点ではシナジーを作り出そうとしています

 

SnowFlowerとのシナジーはどうですか?
SnowFlowerは明るい奴です
僕らは楽しく練習している間にシナジーを生み出そうとしています
僕がチームに入るのが沿ても遅かったのでシーズンに対しての準備期間が十分でないことについて少し不安を覚えますが、そんな問題に対して公開を残さないようにベストを尽くすつもりです

 

ZenitやGangoと仲良くなりましたか?
僕は知らない人と仲良くなるのに結構時間がかかります
自分よりも若い時は特に
僕が入ってからそれほど長い時間がないので、僕は長い会話をする機会が得られませんでした
ただ"やあ"とかいうぐらいですね

 

昨シーズンKTのBotDuoは批判されていました
復帰についてどんなプレッシャーがありますか?
いくつかのプレッシャーがあります
多くの人たちがBotレーンに問題があると指摘していたし、僕も"もし僕が入ったらどんな困難があるだろうか?"と考えました
僕は自分を特別な人間だとは思わないので"もしPraYが入ってらチームはよくなる"という考えを疑っていました
しかし今僕が入ったことで昔の記憶が戻って、もしよいチームワークを生み出すことができたら、良い結果を持ってくることができるでしょう

 

SmebやBddの次に仲のいいプレイヤーはいますか?
Scoreとは何度か話しました
でも彼以外にはいません
競技シーンで僕が対面したプレイヤーはいますがそんなに仲が良くはありませんでした
Scoreと僕は年齢が共通していますね(笑)
僕は自分より年上の人と話すのほうが簡単で、彼が唯一の年上のチームメイトです
だからうまくやっていけると思います

 

海外からのオファーはありましたか?
僕が引退を発表してからはありませんでした
実際のところ、僕が引退してから僕に手を差し伸べるのは奇妙なことですよ
僕が引退するといったとき、"どんなオファーも聞きたくないよ"ということも部分的に意味していました
しかしもしオファーを得たらもう一度プロゲーマーになりたいと思ったでしょう
でもKTが僕にコンタクトを取り気にかけてくれ続けたので、ここに行きつきました

 

ではそれまでは海外に行くことも考慮していましたか?
両親は僕が海外に行くことに対してとても積極的で支援してくれてました
"年を取った時に価値ある経験になるよ"と言ってくれました
だから僕がFAになった時海外のチームもかなり考えました
いくつかのチームと話し合いましたが確信できませんでした
僕はいまだに一人で海外生活を送ることを怖く思います
もちろん僕が海外でよい結果や成功をもたらすことができたら、海外のファンを獲得することができるのでうれしいことでしょう
しかしながら、韓国では多少僕のことを忘れるでしょう
もし移籍後の結果が悪ければその国でも韓国でも僕は忘れられるでしょう
それが最も大きな不安でした
僕はあまり新しいことを試みることをしないタイプでもあるんですよね

 

復帰を発表する前日、あなたの配信のタイトルは65でした
LCKSummerは6月5日から始まります
みんなあなたが復帰を意味していたのではないかと思っているようです
そのことは僕も聞きました
正直言うと、僕はいつSummerが始まるのかすら知りませんでした
僕はよくAmbitionの配信を見るんですが、彼がSummerのスタートについて話していたんですよね
それでその時にいつ始まるのか知りました
僕がゲームをプレイしないとき、タイトルには適当な数字を入れます
それがちょうど一致しただけですね

 

復帰することを言ったとき視聴者はどんな反応をしましたか?
みんな復帰をとても喜んでくれました
そしてその後数日はたくさんの感謝の言葉を聞きました
ファンの期待に応えるパフォーマンスをすることで彼らのサポートに恩返しをしたいです

 

6ヶ月の休暇でしたが、あなたはファンが恋しかったに違いありません
僕がプロゲーマーでいた間、よくファンと会ったり話したりしました
それは以前当たり前に思っていたことでした
休息をとっている間、ファンと会うような場が全くなかったことはとても悲しかったです
もしSummerに戻ってきたらもう一度ファンのみんなと会えるということはうれしいです

 

休息をとっている間競技シーンは見ていましたか?
ほぼすべての試合を見ました
僕はLCKや国際大会が行われているときはあまり配信をしませんでした
試合は本当に楽しくて本当に良いものに感じました

 

競技シーンを考えるとあなたはLoL Parkで試合をするのは初めてですね
そうですね
ほとんどの国際大会はオープンブースで同様にLoL Parkもブースが開かれています
僕が以前国際大会に参加したとき、もしLCKでもオープンブースでプレイできれば国際大会に行ったときに環境に適応しやすくなるだろうなと思っていました
ファンを感じることができるのでそれもよいと思います
それでも、どう感じるのか本当に知るためにはステージに立つ必要があると思います
そこでの初めての試合はとても緊張するでしょうね

 

あなたが休んでいる間にメタは大きく変わりました
Supportが最も変わったと思います
Supportの役割が変わったので同様にADCにも変化があったのだと思います
例えばタムケンチはとてもナーフされ、逃げスキルのないADCはあまり現れなくなりました
そしてチャンピオンには自然なサイクルがあります
僕がプロだった時もちろん僕はそれをすべて知っていましたが、いまは新しいチャンピオンや以前はあまり見られなかったチャンピオンがいます
だから少し困惑していますね
僕はASAPメタに追いつこうとしているところです

 

ユーミについてどう思いますか?
最初はユーミはひどい評価でしたが再評価されつつあります
Riotがユーミをバフして、ユーミの操作に熟練していなくてもユーミをプレイすることに慣れていればユーミは優れているでしょう
プロシーンに表れることがあるかもしれません

 

今シーズンはあなたにとって新たなチャレンジのシーズンです
目標はありますか?
初めに述べたように、Worldsに出ることが目標です
僕がKingzoneにいてKhanやCuzzが入ってきたとき、僕はWorldsに出ることができるなんて思いもしませんでした
ああ、とうじはLongzhuですね
どういうわけか幸運にもWorldsに出ました
誰も"今回は不可能だなんて"いませんでした
僕がチームに良いパフォーマンスを持ってきて良い雰囲気でシーズンを終えられることを望んでいます

 

長期的な目標はありますか?おそらく2000killには到達しますよ
まだありません
もう一度プロゲーマ-とはどんなものなのか感じたいと思っています
今後何が起こるのかはわかりません
目の前にあることに集中したいです
(今シーズンの後もプロプレイヤーを続ける予定ですか?)
そういった選択を取りたいですがまだわかりません
もし僕が良いパフォーマンスができたら続けたいと思います

 

最後にあなたの復帰を快く待っているファンに向けて言葉をお願いします
僕が休息引退している間"私はいつも次こそはPraYを見に行こうと思っていました。しかし今はもう一度見ることはできないんですね"というようなメッセージをたくさん受け取りました
今回が本当に最後かもしれません
LoL Parkでプレイする僕を見に来てください(笑)
僕はよい結果をもたらし笑顔でファンに会うために最善を尽くします

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PraYの引退記事を書いてから1か月で復帰の記事を書くことになるとは思いませんでした

昨シーズンのKTはBotレーンもそうですがSmebやScoreも調子を落としているように見えたのでPraYがカンフル剤となって昔のプレイを取り戻すようになってくれるといいですね

 

今回の記事は長かったですね

インタビューなので仕方ないですがさすがに長すぎると読者も苦痛かと思いますので短めの記事も投稿していきたいと思います